自転車日本縦断の旅

【自転車日本縦断の旅】8月25日 北海道上陸!

自転車日本縦断 38日目

出発地:津軽今別駅  (N41°08′46″E140°30′56″)
到着地:函館 来夢来人 (N41°45′54″E141°43′26″)



走行時間:4h07m
走行距離:67.06km
平均速度:16.2km/h
積算距離:2677.94km



今日はいよいよ本州を離れ北海道へ向かう。
昼前の船に間に合うよう少し早めに出発する。

峠を一つ越えるともう楽な道が続く、
と思ったら途中海に向かって曲がった瞬間強い向かい風が...
海まで約8キロかなり疲れた。
海沿いに出ると横風になるが、これが昨日でなくて良かったとつくづく思った。

10時前予定よりもだいぶ早く青森港へ到着。
ちらほらバイクや自転車の姿も見える。

待合室で一人のチャリダーと話をした。
日本一周中でこれから室蘭行の船に乗って、終了らしい。
「何日くらい走ってるんですか?」
と聞くと
「俺は速いよ〜!47日くらいかな?」
という言葉が...

一日で180キロ位走っているそうだ!
凄すぎる...


出航時間が近づき彼と別れ船に乗り込む。
この便の自転車は自分一人かと思っていると、
ぎりぎりの時間にもう一人やってきた。
日本縦断中と大きなノボリを付けている。なかり熱い!
やはり南からの縦断組はこの時期に北海道に渡るのが多いのだろう。

話を聞くと初めての北海道らしい。
初めて北海道に渡る時は大体だれもが感動するのだが、
それがチャリで九州から来たのだから相当なものだろう!

外へ出て港を離れる時を待つ。縄が外されゆっくりと船が動き出した。
この光景は何度見てもいいものだ。
離れ行く大地を見つめながら今までの思いを振り返る。
函館までの約4時間、日本縦断のチャリダー、野中君と話をする。
そこで開いた日本地図、会った人に何かを書いてもらったり
同じような事をしているのは驚いた。



函館での予定は決めてないらしいので一緒に動くことにした。
函館に近づき船は接岸の準備を始め、再び外で様子を見る。
接岸後、下へ降りるとハッチがゆっくりと開きだす。

いよいよ北海道上陸!



殺風景な港で場所が分からないが、適当に街の方へ走り出す。
近くの五稜郭公園へ寄り、ライダーハウス来夢来人へ向かう。
ここは結構前だかお世話になった所で函館の色々なポイントを教えてくれる。
集まる人も個性的は人が多く楽しい所だ。
外の様子は少し変わっていたが、雰囲気は昔のままだ。

一通り説明が終わるといきなり明日も泊まらないかと連泊の誘いが...
なぜかというと明日、年に一度のビール列車のイベントをやるらしい。
路面電車を一両貸し切り、カラオケやってビールが飲み放題!
かなり惹かれるが、とりあえず明日の天候を見て決めたい。

天気予報を見るとほとんど雨。8割方連泊に傾く。

とりあえず返事は置いといて温泉と夕食、夜景観光に出掛ける。
近くにある谷地頭温泉、前に行って結構良かった所だ。
茶色いお湯で安いわりに設備がいい。

だが、今回行ってみると思ったほどぱっとしない。
悪くはないが最近いい温泉に恵まれているので目が肥えてしまったみたいだ...。

来夢来人で教えてもらった定食屋で
他の店では超大盛級のカツ丼を食べ、函館山へ。

ここも歩いて登る道を教えてもらったので歩いて行く。
道も悪くなく30分ほどで到着。
歩いてきて見る夜景は最高だ。
なぜか展望台も今日は空いていて十分に堪能することが出来た。



宿に帰ると例のごとく飲み会が開かれていたが、
今日は疲れたので寝ることにした

【自転車日本縦断の旅】8月26日 カラオケ電車!

自転車日本縦断 39日目

出発地:函館 来夢来人 (N41°45′54″E141°43′26″)
到着地:函館 来夢来人 (N41°45′54″E141°43′26″)





朝起きて外を見ると雨は降っていないが、
雲は厚く今にも降りだしそうだ。

大分寒くなってきたし、こんな日は走らない方がいい。
自分で勝手に納得し今夜のカラオケ電車に参加決定!

昨日会った野中君は先を急ぐようなので出るようだ。
またどこかで会おうと約束し見送りに出る。
重い空の下彼は走っていった。

他に何人か出た人はいたが大体みんな連泊モードみたいだ。
昼飯に昨日教えてもらった海鮮居酒屋に行くことにした。
居酒屋といっても定食もありレストランのような所みたいだ。
このランチメニューがすごいらしい。

バイクの後ろに乗せてもらうこと10分ほどで到着。
中に入るといけすにイカや魚が泳ぎいい雰囲気だ。
早速メニューを見ると噂通りすごい。
500円でイカ刺しやホッケなどが定食で食べられる。
それでいて量も多く旨いらしい。

一番の目玉はイクラ丼!
大きめの器にたっぷりとイクラが乗っている。
味噌汁や小鉢も付いて500円。
みんなそれを注文し、予想以上に良くて大満足!



明日は土曜日だからやってないと思ったが、
一応聞いてみるとやってるらしい。
また行こう!

帰りに地元の人が行く市場のような所に寄って宿に帰る。
時間があるので洗濯物を片付け、夜のカラオケ電車の時間を待つ。

夕方、近くの停留所までみんなで歩く。
約25名、こんなに泊まっていたのかと少し驚いた。

通常の電車の合間に派手な電飾の電車がやってきた。
一気に乗り込み運転士さんのあいさつが終わると出発進行!

動くとやはり路面電車の乗り心地、これは酔いそうだ。
ビールが行き渡り乾杯!カラオケも始まりいい雰囲気だ。
路面電車だから交差点では歩行者に見られ、走っていると車に見られる!
少しずつテンションが上がり、通行人に手を振ったり、これは面白い!



これを考えた函館市交通局は偉い!
ずっと続けてほしいものだ。

1時間半ほどで再び乗った停留所に到着し終了。
続けたいが次の電車が来るので延長は出来ない。
みんなそれを理解し足早に降りる。
運転士さんは何度も手を振り電車は走り去っていった...。


【自転車日本縦断の旅】8月27日 函館出発!

自転車日本縦断 40日目

出発地:函館 来夢来人 (N41°45′54″E141°43′26″)
到着地:道の駅YOU遊もり (N42°06′00″E140°34′06″)



走行時間:2h54m
走行距離:52.07km
平均速度:18.0km/h
積算距離:2730.01km




今日は昼頃出発し40キロほど離れた森までにした。
かなり近いが、天気予報では午前中は雨、
昨日の居酒屋にも行きたいし、
その先泊まれそうな場所があまり無い...。

朝、外を見ると雨は上がり晴れ間も見える。
いい感じだが、午前中はゆっくり休む。
何人かを見送り、昼前自分も出発。

来夢来人の仲間も数人居酒屋に行くようなので
そこで待ち会わせ一緒に食べる。
今日の注文はイカとホタテのバター焼き定食。
食べ終わると皆に見送られながら出発。



途中大沼付近まで若干の上りが続く。
北海道の道は広くて見通しがいいためか
下りや平坦に見えて実は上りという所が多い。
角度はそれほどではないがかなり長い。
やがて峠の頂上付近で大沼方面の道と別れる。

すぐ近くなので寄ってみる!

曇り空が残念だが、沼の向こうに駒ヶ岳が見えきれいな所だ。
テレビドラマの撮影もやっていた。
でも、個人的には観光地の公園付近より少し手前の道沿いの方が好きだ。



再び国道に戻り坂を下ると道の駅森がある。
まだ早いが今日はここまで。

奥の方で夕食の準備をしているとチャリダーらしき人がやってきた。
同じくここに泊まるらしい。
辺りは暗くなりテントの準備をしようと思う頃もう一人チャリダーがやってきた。
さすが、北海道!旅人が多い。
でも、道の駅でチャリダーと二組以上会うのは珍しいみたいだ。

一人はゆっくりと日本一周中!
明日で北海道が終わり。
函館で2、3日いるようなので来夢来人をお勧めした!

もう一人は日本縦断で学生なので9月中に鹿児島まで行くらしい。
内陸とかも行きたいみたいで結構急ぎだが、
チャリ部に入ってるらしいので多分大丈夫だろう。

佐多岬のチャリ禁止も知らなかったようなので、
ちょっと残念そう...
一応歩きの道もあることを伝えた...
話は続くが、明日倶知安まで行きたいので
ある程度で切り上げ寝ることにした...

【自転車日本縦断の旅】8月28日 遠い道程...

自転車日本縦断 41日目

出発地:道の駅YOU遊もり (N42°06′00″E140°34′06″)
到着地:岩内公園 (N42°59′02″E140°30′56″)



走行時間:6h23m
走行距離:129.97km
平均速度:20.3km/h
積算距離:2859.79km



今日は森から長万部を経て羊蹄山のふもと倶知安まで行く。

140キロ位あるらしく結構長いが、
明日札幌まで行くのに峠が二つもあり
他の所もきついらしいので
今日中に倶知安くらいまで行っておかないと辛いらしい。

昨日のチャリダー二人に見送られ出発!
途中の長万部までは平坦な走りやすい道が続く。
海沿いの広い荒野に道が延び、
所々に建物が点在すり北海道らしい風景が広がる。



昼前に長万部に到着。
出発から60キロあまり、いつもならこの辺で昼飯にするのだが、
今日はまだ予定の半分も来ていない...。
道も険しくなりそうなのでもう少し頑張る!

途中、国道は山の谷筋を外れいくつかの川を越えるルートに入る。
嫌な感じがするので少し遠回りだが鉄道沿いの谷に沿った道へ迂回する。
この道だと途中町もあり昼飯も食べれそうだ。

川沿いに少し下ると黒松内の町だ。

セイコーマートで昼飯を食べ出発。
何となく町中の地図を見るとこのまま日本海に下れるみたいだ。
こっちの方がいいかもと地図で調べると小樽まで距離も短く峠も一つしかない!
景色はあまり良くないかもしれないが、コース変更!

海沿いに出ると風も良くなりペースアップ。
積丹半島を遠くに見ながら進む。



途中2.7キロと3.5キロの長いトンネルもあったが
これだけ長いと辛いというより面白い!
まあ、交通量もそんなに多くなかったから言えるのだが...

やがて岩内の町へ到着。
今日は近くの道の駅で泊まろう。

しかし、行ってみると売店だけで泊まれそうにない...。
ガ〜ン...
辺りを見回すと向かいに公園や文化会館があるのでそこにしよう!

暗くなるのを待っていると
一人のチャリダーが道の駅にやってきた。
やはり泊まろうと思っていたらしい。

自分が向かいの公園で泊まると言うと一緒に泊まることにした。
しばらくして公園の方へ行くと地元の人がよく話してくる。
ここは結構人が泊まるらしい。

みんな道の駅をあてにして来るのだろう。

【自転車日本縦断の旅】8月29日 懐かしの友達

自転車日本縦断 42日目

出発地:岩内公園 (N42°59′02″E140°30′56″)
到着地:北大学生寮 (N43°04′49″E141°19′52″)



走行時間:5h51m
走行距離:105.33km
平均速度:18.0km/h
積算距離:2965.12km



今日は小樽を経て札幌へ向かう。
札幌には大学の頃の友達がいるので会いに行く予定だ。
なるべく遅い時間の方がいいらしいのでゆっくりと行こう。

一緒のチャリダーと話していたこともありやや遅めの出発。
途中まで一緒に走り交差点で別れた。
この先稲穂峠という峠があるが
その手前の道も小さな周期でアップダウンがあり辛い。
こういう場所をムカつく感じと表現していた人がいたが、まさにその通りだ。

このムカつく場所もやがて終わり一方的な上りに入った。
自転車を降りるほどの角度ではないがやたら長い。
こういう上りは悪くは無いが飽きてくる...。
ようやく頂上に到着。
下り坂でスピードを上げ少し前に抜いていったトラックの後ろに付く。
程よい速度で走ってくれて走りやすい。
殆ど平地になるまで引っ張ってもらいかなり距離を稼いだ。
間もなく余市に到着。

余市には柿崎商店という魚料理が安くて有名な店がある。
始めは時間的に諦めていたが、出発が遅れたため現在11時前、
少し早いが昼飯にちょうどいい。
店は少し高そうな感じがしたが、値段を見てびっくり!
1000円以上の品が殆どない。
中でもホッケ定食は目を引いた。500円前後でかなりでかい。
これでも最近材料の値上がりで値上げしたらしい。
注文して出てきた品は油がのってなかなか旨い。
今日も大満足の昼飯でした。



近くの道の駅で休んでいこうと少し道をそれると、
やけに重厚な建物が目についた。
ニッカウヰスキーの工場で見学できるみたいだ。
せっかくだからちょっと覗いていこうと思って入ると
予想以上に見所が多く面白い。
ウイスキーの作り方も初めて知ることができた。



だいぶ時間を使ってしまったので、ぼちぼち出発する。
小樽の手前で再び長い坂に遭遇。
予想はしていたが休む所もなく想像以上にきつい。
何とか上り切ると一気に下る。
国道を外れ運河の横を行く道を進む。
何度も見た景色であるが、
ついにここまでやってきたという実感が沸いた。



近くの温泉で休もうと思ったが、
健康ランドみたいで好みに合わず町中の古い温泉へ向かった。
しかし、二つ廻ったが両方閉まっていて
何時から開くのか近くの人に聞くと
月曜日はみんな休みらしい、
ショック...
風呂は諦め札幌へ向かう。

街の出口でまたも長い坂が現れる。
よく小樽はこんな厳しい地形の場所に街ができたものだな...。

途中の駐車場で休んでいるとおじちゃんが話てきたのでついでに風呂が無いか聞くと
この先の道沿いに銭湯があるらしい。
まだだいぶ遠いが通り道やし入って行こう!

手稲の近くで風呂に入り疲れを癒す。
もう長くても1時間位だろう。
友達に連絡し北大へ向かう。

しばらくして左手に見覚えのある風景が...
北大のポプラ並木だ!

しかし、入口らしき所が見つからない...。
延々と走り、駅の近くの正門から入る。
着いたことを連絡し再会する。
卒業してから一度も会っていなかったが、
あまり変わっておらず久しぶりな感じがしない...。
とりあえず学食で飯を食べ寮へ向かった。
誰かに会っても学生のふりしといてと言われる。
まあ、今でもたまに学校行って学生のふりしてて
変に思われたことないので大丈夫だろう。

【自転車日本縦断の旅】8月30日 今日も懐かしの顔!

自転車日本縦断 43日目

出発地:北大学生寮 (N43°04′49″E141°19′52″)
到着地:北大学生寮 (N43°04′49″E141°19′52″)



走行時間:2h07m
走行距離:35.08km
平均速度:16.5km/h
積算距離:3000.21km



今日は朝北大の中を散策し
午前中、馬術部で同じ厩舎で馬に乗っていて
当時は高校生だった女の子に会う。

今は隣の江別市の大学に行っている。

バイクを借りて少し市街から外れた駅で待ち合わせる。
雰囲気は変わらないが少し感じが変わっていた。
やはりこの年代が一番変わるのだろう。

とりあえずバイクを置いて近くの牧場みたいな公園に行く。

引き馬一回500円とかあるが、
「乗っても多分面白くないんだろうな!」
なんて話している。
でも、他にも馬車を引くでっかい馬や、
ポニーのような小さな馬など
色々な馬がいて見てるぶんには面白い。



昼過ぎに別れるがこれからどうしよう?

地図を見るが中途半端な所までしか行けず泊まる場所も微妙なので
今日は市内を観光してもう一泊させてもらう。

適当に市内を廻り明日からに備えて買い物も済まし寮に帰る。
結構人に会うが普通にあいさつをして不審には思われていない!
住んでる学生が600人位いるそうで全員の顔まで分からないらしい...
まだまだ学生の雰囲気でいけそうだ!

【自転車日本縦断の旅】8月31日 寂しげな...

自転車日本縦断 44日目

出発地:北大学生寮 (N43°04′49″E141°19′52″)
到着地:浜益海浜公園 (N43°35′03″E141°23′11″)



走行時間:4h10m
走行距離:74.55km
平均速度:17.8km/h
積算距離:3074.76km



今日は約75キロほど行った浜益村にあるキャンプ場まで行く。
やや短いがその先の留萌まではちょっと遠いので二日に分けて行くことにした。

出発してしばらくは街中で信号が多く走りにくい。
それを抜けると石狩までは平坦な道でいいペースで進んだ。

石狩の先は崖が海沿いまで迫り道は崖の上の台地を走り険しくなった。
道の近くの台地の上では小さな別荘を分譲している。

今日は遠くが霞んでいてよく見えないが、
晴れていればかなり景色が良さそうだ。
しばらくして坂を下ると厚田村に到着。

選挙が近いため街宣車が多い。
今回の選挙には参加できそうにないが、
公明党の講演を聞きながら昼飯を食べ
隣の浜益村へ向けて出発!

道はさらに険しくなり内陸に大きく迂回させられる。
この辺りは海沿いの景色の良さそうな道が
ことごとく長いトンネルに変えられているが、
それだけ予算があるのなら内陸の峠のような所も改良してもらいたいものだ。

昼過ぎ、浜益村の浜益海浜公園に到着。
よく整備されたきれいなキャンプ場が無料で利用できる。
もう少し寒くて海には入れないが
自由に使えるシャワーもあり、夏場は快適に海水浴ができそうだ。

これだけ恵まれた場所であるが、もう季節外れのため誰もいない。
夕方遅く学生らしきグループがやってきたが非常に静かだ。
淋しげで早く旅を終え帰らなければ...
というような気分になってくる。



【自転車日本縦断の旅】9月1日 日本最北の酒蔵を訪れ

自転車日本縦断 45日目

出発地:浜益海浜公園 (N43°35′03″E141°23′11″)
到着地:みつばちハウスARFるもい (N43°56′26″E141°39′04″)



走行時間:3h28m
走行距離:61.90km
平均速度:17.9km/h
積算距離:3136.67km



今日は浜益から留萌までの60キロちょっとの短いコースだ。
浜益を出ると増毛まで50キロほど町らしい町は無い。
20年ほど前まで道すら無かったらしい。

朝、風が強くて撤収が大変だ。
まあ、そんなに走らないからテントを乾かしながらゆっくり準備する。
8時半頃ようやく出発。

増毛までは今まで以上に地形が険しくなり長いトンネルが続く。
しかし、ここまで地形が厳しいと道は内陸に迂回することもなく
トンネルと海沿いで走りやすい。
時折小さな滝があったり美しい景色も見せる。



昼過ぎ増毛の町に到着!
ここに日本最北の酒蔵(国稀)があり日本酒と焼酎を造っている。
「日本最北の○○」という言葉を聞くと 旅の終わりが近づいている感じが沸いてくる! ここでは見学と試飲をやっており結構酒を勧められた。
いい気分になった後お土産に2、3本買って出発!

思いっきり飲酒運転!
自転車も飲酒運転は違反であるが、 少し飲むと調子がいい!



留萌の街に着くとライダーハウス、みつばちハウスARFを探す。
商店街の中にあり地元の方々の協力により無料で運営されている。
無料であるが自転車やバイクも室内に入れられ、
布団や冷蔵庫もあり至れり尽くせりだ。
この時期でも人が多く楽しい夜を過ごせそうだ。
なんか明日は天気が悪そうなので連泊ムードになってきた...

【自転車日本縦断の旅】9月2日 再び連泊!

自転車日本縦断 46日目

出発地:みつばちハウスARFるもい (N43°56′26″E141°39′04″)
到着地:みつばちハウスARFるもい (N43°56′26″E141°39′04″)





朝、外を見ると雨は降っていないが
空は暗く出発する気にはなれない様子だ。
快適なライダーハウスもあり
こんな日にわざわざ出る必要も無い...。

連泊決定!

結局この日出た人は2〜3人しかいないようだ。
一緒になった人達はかなり旅にはまっている人から
初めての北海道の人まで様々だ!

旅が初めての人と話していると
自分が旅を始めた頃の記憶と重なり、
最近旅人が減少している中頑張っていて応援したくなる。

昼過ぎ、新たな旅人が何人か到着し賑やかになってきた。
室内の駐車場は多くのバイクが並び横で何やらいじっている人もおり、
まるでバイク屋のような雰囲気である。



新たにチャリダーも一人到着!
話を聞くと明日は同じルートのようなので一緒に行くことにした。
昨日会ったチャリダーの渡辺さんも一緒で
ちょっとしたグループになり面白そうである。

夕方、何人かのライダーと一緒にバイクで近くの丘や温泉に行くつもりであったが
その頃になって雨が降り出し諦める。
代わりに?
近くのスーパーまで歩いて買出しに出る。
夕方のお惣菜目当てであったが道に迷いかなり時間がかかった。

夜、青森で会ったチャリダーの野中さんから連絡があり
今日増毛まで来ているそうだ。
明日天塩で再会できそうだ。

しばらくして、さっき一緒になった山本さんが
明日もう一人日本縦断のチャリダーが一緒になるかもと話してきた。
これはと思い詳しく聞くとやはり野中さんのことらしい。
彼らは小樽で一度会っていたようだ。ますます明日が楽しみだ。

【自転車日本縦断の旅】9月3日 チャリダーハウス?

自転車日本縦断 47日目

出発地:みつばちハウスARFるもい (N43°56′26″E141°39′04″)
到着地:鏡沼海浜公園 (N44°52′36″E141°44′29″)



走行時間:5h58m
走行距離:118.69km
平均速度:19.8km/h
積算距離:3255.37km

今日は増毛から約120km走り手塩まで行く。
昨日会った2人と行く予定だが、
個人のペースを考えて所々集合場所を決めて
別々に走ることにした。

お世話になった他の方々にもあいさつをして出発。
向かい風ではないものの風が強く走りにくい。
一時間ほど走ったころ始めの集合場所である道の駅に到着。
先に出た二人が迎えてくれた。

ここまではそれほどペースに差はないようだ。
この先もコンビニや道の駅を中心に集合場所を決め進んでゆく。

そして羽幌の道の駅を出ようとした時
折りたたみ自転車で旅をしているチャリダー二人を見つけた。
話を聞くとこれから宗谷岬まで行くようだ。
小さなタイヤでスピードも出ないのにすごいと思っていると
二人が新しい同じ自転車であることに気づいた。

この旅のために自転車を買ったのかと思って聞いてみると
札幌のレンタサイクルで借りたものだそうだ。

車に積んで適当に乗ると言って借りたらしい...
かなりのつわものだ!

いいものを見せてもらったという感じで彼らと別れた。




羽幌から天塩まではもう少しだ!

しかし、道は20〜30m位の小さなアップダウンが続きかなり大変だ。
話によると25個もあるらしい。
横に旧羽幌線のトンネルや橋など所々残っている。
かつてこんな所にも鉄道が通っていたのか...
と感慨深くなると同時に
平坦な線路跡を走らせてくれ〜!
と思ってしまう...





夕方、やや暗くなり始めた頃
天塩のライダーハウスのある鏡沼海浜公園に到着!
青森で会った野中さんの自転車がある。
どうやら追い越して先に到着していたようだ。

他にチャリダーが二人来ているようだ。
しばらくしてもう一人チャリダーが到着し総勢7名!
これだけチャリダーが集まるのは初めてだ。
しかもライダーハウスなのにライダーが一人もいない。

話は盛り上がり ライダーハウスがチャリダーハウスと化した一夜であった。




【自転車日本縦断の旅】9月4日 最北の街 稚内到着!

自転車日本縦断 48日目

出発地:鏡沼海浜公園 (N44°52′36″E141°44′29″)
経由地:ノシャップ岬 (N45°26′55″E141°38′35″)
到着地:稚内 北防波堤ドーム (N45°25′13″E141°40′47″)



走行時間:4h00m
走行距離:80.10km
平均速度:20.0km/h
積算距離:3335.47km



 旅もほとんど終盤、
ここまで来るとゴールの宗谷岬が手の届く範囲に入った気がする。

今日中に行くこともできそうだが、手前の稚内で一泊し
気持ちを整えてから宗谷へ向かうことにした。

ここ天塩から稚内までのルートは
何もない原野の中をひたすら道が走る
オロロンラインのハイライトであり楽しみな反面、
風が強いことでも有名だ。

ひどい時は自転車で時速10キロ位しか出ないらしく少し不安も残る。


朝、昨日のメンバーで一人が早く出発したが、
残りの6人で利尻をバックに自転車を並べて写真を撮る。
これだけ並ぶと壮観だ。

「自転車戦隊 チャリレンジャー」なんちゃって...


今日は目的地が同じ4人で一緒に出発!
風はやや強いが快晴の空の下仲間と走るのは
チャリ部になったみたいでとても楽しい。



やがて右手に風力発電の風車が一直線に28基並んでいるのが見えてきた。

風力発電の風車は最近いたるところで目にするが、
景観上個人的にはあまり好きではない。
だが、これだけきれいに並んでいるとすばらしい。

左に海をはさんで利尻岳を見ながら快走し北緯45度線を通過、
最北端ムードが高まってくる。



抜海を過ぎ海沿いを走り
稚内の北、宗谷岬の反対側のノシャップ岬を目指す。
途中、日本最北端の温泉という稚内温泉に寄った。

そこで信じられない物を発見!

昨日会ったレンタサイクルのチャリダーの
折りたたみ自転車が停まっていた。


いつのまにか抜かれている...。

中で彼らに会えたので、聞いてみると
昨日は手塩の手前で泊まったが、
今朝4時頃出発しここまで来たようだ!
時間がないので
今日は稚内空港の辺りまで行くらしい!

三人は、話を聞くまで
もしかして時間がなくて輪行したのでは?
っと少し思っていたのだが...
凄すぎる...

またまた、いい話を聞いたという感じで
僕らはノシャップ岬を目指し出発する。

そして日本で二番目に北の岬「ノシャップ岬」に到着!
これだけでもかなりの満足感!
明日のゴールに期待が膨らむ!




今日のお宿は稚内北防波堤ドーム
ただの防波堤の屋根の下なのだが、
夏になるとテントがいっぱい!

雨も防げ、前の公園に水道トイレがあるようで
まるでキャンプ場のような感じらしい!

が、行ってみるとテントは数張り...
キャンプ禁止の雰囲気ではないがちょっと寂しい...

もう時期が遅いからしょうがないかって思っていると
辺りが暗くなってきた頃から人が集まり始めた。

キャンプ場とまではいかないものの
ライダー、チャリダー、徒歩ダー
と多くの旅人が集まり楽しい夜となった!



【自転車日本縦断の旅】9月5日 感動のゴール!

自転車日本縦断 49日目

出発地:稚内 北防波堤ドーム (N45°25′13″E141°40′47″)
経由地:日本最北端 宗谷岬 (N45°31′23″E141°56′12″)
到着地:クッチャロ湖湖畔 



走行時間:5h08m
走行距離:98.87km
平均速度:19.3km/h
積算距離:3434.34km



本日、いよいよ日本最北端の地、宗谷岬に到着し、日本縦断の旅が終わる...

ここからおよそ35キロ...
何を考えながら走るのだろう...

準備を調えいざ出発!
街中を抜け海沿いの道に入るとますます気分が高まる!
風もなく穏やかな道を感慨にふけながら爽快に走る...
宗谷岬まであと○キロの文字がいつになく嬉しく感じる。



岬まで数百メートルのカーブを曲がった瞬間、
おなじみの最北端の碑が見えた!

おっ!

でも意外にもその瞬間、頭をよぎった正直な気持ちは
「やった〜」とか「お〜!」とかいうのではなく、
「やっと着いたか...お疲れさま...」
といった感じの表現がふさわしかった。

以前、西穂高岳から奥穂高岳のコースを歩いた時の気持ちと
ほとんど同じ気持ちだと後で気付いた...
この登山コースもかなり難しいと言われていて、
自分の中で一つの挑戦であった...

話は少しそれてしまったが、
岬で一人黄昏れていると一緒に走った仲間達もやってきた!

彼らは自分と違い元気いっぱいだ!
みんな初めての北海道!
しかも自転車で最北端まで来たのだから
感動は僕以上かもしれない...

天気も最高で遠く樺太まで見渡せる。
もう少し暖かければ海で泳ぎたい気分だ!
お互い何枚も写真を録り、昨日用意した酒で祝杯をあげた...




ずっとこのままでいたい気分だがそうはいかない...
だいぶ気持ちも落ち着いてきた頃、
60キロほど離れた浜頓別へ向かった。

夕方、街中のライダーハウスに泊まろうと探すが見当たらない...
近くのクッチャロ湖湖畔にキャンプ場はあるのは知っているが
皆テントは出したくない様子だ...

近くの公園の東やで泊まろうか考えていると、
キャンプ場のステージで泊まれそうという情報が...

とりあえず見に行くと、
ちょうど夕日が湖に沈む頃だった!
波の無い湖面に映る夕焼けの空は言葉では言い表せないほど美しく、
景色を見ているというより、人工的なCGの世界に吸い込まれていくような気分だ!

僕はこれまで沢山の綺麗な景色を見てきたはずだが、
これほど美しいと思った景色はない...



あの時公園で泊まらないでここに来てみて本当に良かった!

やがて辺りは暗くなり、秘かにステージで泊まることにした。

後で管理人のおじちゃんが来たが、
「あまり目立たないようにやってくれればいいよ!」
って言ってくれた...

注)本当は駄目ですよ!


今日は日本縦断を終え、さらにこんな素晴らしい景色を見て、
一生忘れられない日になるだろう...


             喜びも悲しみもペダルにあり...
               日本縦断チャリダー じゅん



Copyright (C) 2007 JUN All Rights Reserved.
※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。

プロフィール

プロフィール画像

高校時代当時入っていた山岳部でテントを借り北海道へ出かけたのをきっかけに旅にはまった。
大学時代にヒッチハイクを始め全国を廻ったが、そのとき会った日本縦断のチャリダーに影響され、今まで全て人に頼った旅をしてきたが、今度は人に助けられることはあっても全て自分の力で旅をしたくなり、自転車で日本縦断することを決めた。

プロフィール詳細


メインメニュー

  • 自転車日本縦断top
  • 旅の装備【自転車編】
  • 旅の装備【キャンプ編】
  • 旅の情報
  • お気に入りの場所

自転車日本縦断
旅の記録

  • 旅立ち
  • 九州編
  • 山陰編
  • 北近畿編
  • 北陸編
  • 東北編
  • 北海道編
  • 旅の終わり


  • リンク集
  • お問い合わせ

  • サイトマップ